近ごろの学校の部活は、小学生から中学生、高校生まで、試合や遠征となると必ずと言っていいほど保護者の送迎が必要な時代になっちゃいました。
我家も例外ではなく、高校生の長女が小学生の時からソフトテニスをしてるので、頻繁に送迎があります。
昨日は、年明け一発目の試合が牛深市であったので、下の娘たちも一緒に、送迎＆応援に行ってきました。
試合会場の牛深市に8：00集合だったので、家を6：45に出発。家を出たときは、まだ外は真っ暗。車のライトを付けて走りだして、7：30頃会場の総合体育館に到着。その頃には、すっかりライトが必要ないくらい明るくなってました。
今回の試合は、体育館の中での試合なので、いつも公式試合が行われる外のコートとはコンディションが違います。なので、勝敗を問えば勝ったほうがいいんだろうけど、どちらかと言うとチーム全体の技術の底上げを意識されてたのか、いつもの選抜メンバーをあえてバラした感じのチームの編成で、いつもと違ったメンバーとペアを組んで、自分たちで考えて挑戦していく機会を持たせてくれたのかな。
私は、娘がソフトテニスをはじめて8年も経つというのに、いまだにゲームのルールを知りません。なんとなく「入った〜！」とか「アウトーー！」とか、「ワンオール！」とか「デュース！」なんて言葉がわかってきたかんじだけど、いつどんな状態になったら点が入って…って、はっきりわかってないです。
えーと、頭悪いんじゃ？ってわけじゃなく（たぶん、きっと…）、娘が自信持って取り組んでるスポーツに、私自身がのめり込んで、あーだのこーだの助言しないようにって、自衛も兼ねて自分でルール知るのを拒否してる感じです。
今は、自分が知ろうと思えばネットでルールでもなんでも検索できるから、たとえやったことなくったって、いっちょ前にうんちくは語れるもんです。スポーツ観戦が好きで、テレビや会場まで足を運んで応援する人たちは、実際自分がプレーしてるわけじゃなくても、一喜一憂して笑ったり泣いたり…また、それはそれで、楽しいんだけど。
ですが、自分の子供達のこととなると、ちょっと違ってて。
特に長女は、じわじわ、なるべくまわりに気づかれないように努力するタイプみたいで、人から色々指摘されるのを嫌がります。（監督は別ですが）とかく、親から言われるのはイヤみたい。それも、わかってることを。
見てたなら、きっと誰でもわかるようなことを、改めて、それも親から指摘されたくないのでしょう。一緒にプレイしてるならまだしも、自分がしてるわけじゃないのに、色々言われたって…「じゃ、プレイしてみてよ！」って、腹立たしい気持ちになるのでしょう。
そう思うのは、まぁ反抗期ってのもあるんでしょうけど、私も娘の気持ちがわかるので、言わないように…と、あえてルールも知らず、ただひたすら「応援する親」であろうと決めた次第です。
私が娘の立場だったら、やっぱ嫌だもんね、親からわかったようなこと色々言われるの。
娘にとって、自分たち親の役目は、ただただ居てくれることで緊張がほぐれるような、顔を見るだけで「応援してくれてる人がここにいる！」と安心してもらえるような、それでもってお腹が空いたり、喉が渇いた時に駆けつけてもらえるような、そんな心のよりどころでありたいと思ってるので、あえて、スポーツのルールまで把握して観戦しなくてもいいのかな、と。
そんなふうに思ってる、母であります。（ただただ、応援します♡）
ちなみに、私は学生の時、ソフトボールとハンドボールの部活をしてたので、スポーツのルールが全くわからないわけじゃないです。むしろ・・・野球とか、見ちゃうと、ヒートアップしすぎちゃってアドレナリン出まくってちゃって大変になるので、あえて見ません。ハンドボールが流行ったときなんて・・・まじめに「あ゛ーーー！飛びたい！」って心臓バクバクして、自分を抑えるの大変だったぐらい。
断然！スポーツは、見るよりするほうが好きです（キッパリ）笑
まぁ、年齢的にも自分がスポーツをすると少なからず危険を伴うので、しゃしゃって参加することも控えるようになりました。
※3女を出産後、やっぱボール投げたいなぁって、投げるマネをしたことがあって、数回振り下ろしただけなのに、腕の先端がしびれて感覚がなくなり（血流止まった？）、指先も変色して恐ろしい思いをしたことがあったので、それ以来、自分の体を過信しないよう、常に思いとどまるようにしてます。
親は、子どもにとって最高で最大の愛を持って応援してくれる「サポーター」でいたい、そう思ってます。
高校総体まであと5ヶ月きりました。これからも、そっと静かに…そして大きな心で、娘のプレーを見守っていきたい。